私が転職に酪農の仕事を選んだ理由。現場はかなりイメージと違いました!

こんにちは。
将基酪農親牛チームの長江です。
今回は「なんで酪農の仕事に転職したのか」をテーマにご紹介をさせていただきます。

将基酪農では、酪農の学校を卒業した新卒の方から、私のようにまったく違った職種から転職してきている方まで、幅広いスタッフが働いています。
「全然畑違いの仕事に転職を考えている」という方の中には、

「酪農の仕事が自分にできるのか」
「興味はあるけど大変そう」
「未経験だと難しいのでは?」
といった印象を持っている方も少なくありません。

そこで、今回は、IT業界から酪農家に転職した経験も含めていろいろとご紹介していきます。

転職に酪農を選ぶメリット

まず、簡単に自己紹介をしておくと、私は前職、IT業界で働いていました。
もちろん、酪農の経験などもあるはずがなく、興味のある・なしよりも、選択肢を持っていなかったという感じです。
転職先を探していて、将基酪農を見つけた時、昔から好きだった動物に触れあいながら仕事ができると興味を持ちました。

動物に関わる仕事の代表として、獣医さんや飼育員などが挙げられますが、これはかなりの狭き門。
ペットショップの店員さんなども考えられますが、動物と触れあう仕事を担当する場合、どれも資格が必要となることが多いです。
その点、酪農家は未経験で資格がなくても受け入れてくれるメリットがあります。

入社前の職場体験で楽しく仕事ができそうだと感じた

将基酪農には、入社前に職場体験ができる制度があります。
私は、この制度を利用して、職場体験をすることにしました。

通いでの体験が難しかったため、ホテルを手配してもらえました。
さらに、職場体験では、スタッフの方々が未経験の私に分かりやすく丁寧に仕事を教えてくれました。
おかげで、酪農の仕事がどんなものなのか、どんなことをしているのかといったことが分かりやすかったです。
宿泊の費用なども将基酪農に負担してもらえました。

機械化されている現場は女性でも活躍できます

体験してみて意外だったのは、作業の多くが機械化されていたこと。
力仕事はほとんどないので、女性でも働きやすい環境が整っています。

さらに、働いている人の年齢が思っていたより低かったことにも驚きました。
20代で転職を考えた私にとっては分からないことを聞きやすい同世代のスタッフが多いことはとてもありがたかったです。
質問をすると優しく丁寧に教えてくれる従業員ばかりなので、とても働きやすい環境だと感じました。

酪農の仕事の良いところ

酪農の仕事は世の中で言うところの「3K」ががそろっている職場ですが、働いてみると意外に働きやすいです。
個人差はあるかもしれませんが、ニオイはだいたい3日もすれば慣れます。
キツイのは、体を動かす仕事なので当然ですが、もともとデスクワーク主体だった私にとっては健康的でやりやすいと感じます。
相手が動物なので同じことをやっていても常に癒しがあるという点も大きな魅力。
さらに、勉強することはたくさんあるので、とても向上心がわきます。

酪農の仕事の大変なところ

反対に、酪農の仕事で大変なところももちろんあります。
例えば、相手は動物なので言葉が通じません。病気の種類もさまざまで、対応に正解がないことも多いです。
勤務時間はありますが、動物が相手なので何かあった時には「明日にしておこう」とはなりません。
心の準備は常に必要ですし、24時間365日、働き続けているような感覚です。
好きでなければなかなか続かないというのは、体力的というよりもこういった部分の方が大きいかもしれません。

さらに、病気などで収入に影響が出てしまいます。
病気でしんどそうな姿を見るのは胸が痛みますし、牛たちには元気でいてもらうのが一番です。

以外に奥が深い酪農の仕事

やっていることは単純で、牛を育てて乳を搾り、牛乳に変えるという仕事なのですが、突き詰めていくと本当に奥が深いです。
現場は機械化が進んでいて仕事は楽になっていますが、病気などの分野はまだまだ解明が進んでいないことがたくさん。
だからこそ、自分の考えが正しいと分かったり、自分の治療によって牛が元気になったりした時はとてもうれしいです。

作業は単純で覚えやすく、仕事は奥が深くてやりがいがあるので、日々同じ作業の繰り返しが苦手という方でも飽きずに続けられるのではないかと思います。

もっと成長して牛に詳しいスタッフになりたい

私はまだまだ一人前の仕事ができるレベルとは言えません。
だから、まずはひと通りの仕事を自分の力でできるようになりたいです。
そして、もっと勉強して誰よりも牛に詳しくなって、先輩からも後輩からも頼られるようになりたいです。

もし、今転職を考えていて、少しでも酪農の仕事に興味を持っていたら、一度職場体験をしてみることをおすすめします。
研修の時、先輩が私にしてくださったように、私も詳しく丁寧にサポートさせていただきます。