酪農家を目指して。四国最大級の将基酪農ならさまざまな経験を積めます

将基酪農、親牛チームの桑本です。
私は実家も酪農を営んでいて、現在は将基酪農で仕事をしています。

「将来的には実家を継ぎたい」
そんない想いを抱いて酪農の大学に進み、現在は将基酪農で働いています。
ゆくゆくは、実家の農場経営に携わっていきたいと、将基酪農にも伝えています。

そんな私から、今回は、酪農家のお仕事について詳しくご紹介していきます。

具体的に酪農家を目指すと決めたのは大学受験の時

私は4人兄弟の次男ですが、実家が酪農をしていることもあって、小さい頃から牛と一緒の生活に慣れ親しんでいました。
その後、中四国酪農大学に進学することを決め、ゆくゆくは酪農をしている実家継ごうと決心しました。
兄弟の中では私が一番仕事の手伝いをしていたこともあって、実家を継ぐことを決めた時、両親はすごく喜んでくれました。

酪農は決して人気の業態ではありません。
どちらかと言うと後継者不足が深刻な業態のひとつです。

ただ、多くの人に人気になる仕事ではありませんが、人によっては天職になる。
そんな仕事でもあると思っています。

酪農の仕事の良いところ

よく、酪農の仕事をキツイ作業の繰り返しのように感じている方がいます。
もちろん、楽な仕事ではありませんが、最近は作業が機械化されていて、随分楽になっています。
それに加えて癒しもあり、同じことをやっても日々結果が変わってくる、面白い仕事だと思っています。
小さい頃から実家の手伝いをしてきて、今でも飽きずに続けられているので、私にとっては天職なのではないかと思うほどです。

生き物と触れ合うということや、自然の中で仕事ができるといったこと以外にもさまざまな魅力がありますので、紹介していきます。

●酪農の仕事はお金が貯まりやすい
将基酪農に限ったことではないと思いますが、酪農の仕事はけっこうお金が貯まりやすいです。
日々忙しいこともあって、気が付けばお金が貯まっているということが多いです。
その上、仕事に対する評価によってボーナスもでる出るのでありがたいですね。
仕事が忙しいことはデメリットのように感じられるかもしれませんが、疲れるとか、しんどいといった感覚は私の中にはありません。

自然の中に身を置いているせいか、大きなストレスを感じることもほとんどありません。
心地よい忙しさと充実した毎日を送っているだけで、気が付けばお金が貯まっている。
というのが、メリットのひとつです。

●地域との繋がりを感じられる
酪農の仕事は乳製品を製造することなので、牛の乳を搾り、それが市場に出回ることで地域との繋がりは自然とできていきます。
そして、続けていくことでさらにさまざまな繋がりがあることに気が付きます。

例えば、日々出てくる牛のふんが堆肥となって、野菜を育てている農家さんの役に立っていたり、保育園の子供たちが仕事の見学に訪れたり。
日々仕事をしている中で、世の中とつながっている。貢献できていると思えるのは、やりがいにも繋がります。

●実はすごくやりがいのある仕事
やっていることは単純で、牛舎を掃除して、餌をあげて、乳をしぼる。というルーティンの繰り返しです。
しかし、その中で日々さまざまなことがあるため、次に起こることを予測して手を打ったり、起きてしまったトラブルを対処したりすることも少なくありません。
効率よく仕事を終えられた時の達成感もひとしおで、深く知れば知るほどやりがいを感じられる仕事だと思います。

酪農の仕事の大変なところ

酪農の仕事の中で大変なところ、キツイと感じるところは、朝が早い。休みが少ないというところ。
おそらく、想像した通りなのではないでしょうか。
ちなみに、ニオイについてもよく挙げられますが、実家が酪農をしていたこともあってか、気になったことはありません。

研修などでいくつか農場を回りましたが、その中でも将基酪農はニオイが気にならない方だと思います。

将来独立したい方にも将基酪農はおすすめ

将来、農場を経営したいと考えている方も、将基酪農で経験を積むのがおすすめです。
何故なら、牛の数が四国の中でも最大級に多いからです。

小さな農場であれば、牛の数はそこまで多くないため、種付けであっても、搾乳であっても経験値はそれほど上がりません。
一方、800頭以上も牛がいる将基酪農では、蓄積できる経験値はかなり大きいです。

牛は生き物なので、すべてがまったく同じようにはいきません。
日々新しい対応を迫られることも少なくないので、実家でトラブルが起きても慌てなくてすむのではないかと感じます。

一緒に働いているスタッフもみんな良い人ばかり。
分からないことがあれば先輩にどんどん質問するのですが、みなさん丁寧に教えてくださるのですごく良い経験を積ませていただいています。
他ではできない経験をたくさん積めるので、独立をしたいと考えている方は特に、将基酪農で一度経験を積んでおくのがおすすめです。

将基酪農も独立に対して応援してくれる

私は最初からゆくゆくは独立すると会社に伝えていますが、将基酪農はそれを好意的に受け取ってくれています。
やりたいことをやらせてくれますし、滅多に起きないような体験も「一度は経験しておいた方が良い」と、優先的に参加させてもらえます。
チャレンジできる環境と、失敗してもフォローしてもらえる体制が整っているので、トライ&エラーでいろいろな経験をさせてもらえました。
酪農家にとって経験値は財産なので、本当にありがたいです。

好きになれそうならぜひチャレンジしてほしい

酪農の仕事は軽い気持ちでチャレンジできるものではないと思います。
仕事自体はキツイので、好きでなければ長続きもしないでしょう。
ただ、好きな人にとっては価値ややりがいを感じられる仕事。
興味を抱いた方は、ぜひチャレンジしてみてください。