親牛チームは搾乳作業、餌やり、治療、種付けが主な作業になります。
搾乳
搾乳は毎日、朝5時と夕方4時の2回行います。
搾乳時間は約5時間。5名のスタッフで行います。
ミルキングパーラー方式で、一度に32頭搾れる施設があります。
搾乳手順は、前絞り→消毒→搾乳器(ミルカー)装着→(搾乳)→ミルカー消毒
この繰り返しです。
餌やり
TMRという栄養を考えられた混合飼料を使っています。
牛舎の中は広々としてますので、餌やりは機械で行います。
朝一番は、牛舎全部に新しい餌をやるので、3時間くらいかかります。
治療
検温や乳房炎などの病気の治療、ワクチンの接種を 行います。
聴診で体調チェックをします。
治療の必要な牛は点滴をしたり、病気に応じて処置します。
種付け
種付け作業の前に、種付けする牛を見つけることが重要です。
マウンティングなど発情期の特別な行動を見つけたり、パソコンで管理しているデータを参考に見つけ出します。
親牛チームの一日
親牛チームの場合、一日の作業が5:00~22:00と長くなるので、シフト制で動いています。
例えば、
ーある社員の一日のシフトー
5:00~8:00 搾乳作業
8:00~10:00 治療・種付け作業
ここで午前のお仕事終わり
(家に帰っても良し、休憩室でまったり過ごしても良し、自由時間です♪)
16:00~19:00 餌やり
19:00~21:00 牛舎見回りなど
その他にも、
①5:00~16:30 (休憩90分)
②8:00~12:00、16:00~22:00
このようなシフトもあります。
チームで作業分担をしているので、一つの作業ばかりになることのないよう組まれています。
牛の買い付けも仕事のひとつ
将基酪農では初任牛と言って、初産をひかえた若い牛を北海道で購入します。
市場での買い付けは、なかなか経験できるものではありません。
自分の買ってきた牛がどうなのか、その後を見るのも勉強になり、また楽しみの一つです。
親牛メンバー
平成28年に新入社員2名が加わり、親牛チームは6名となりました。
若いスタッフ達が活躍しています!